炭酸メトロノーム

映画やドラマの感想を気の向くままに自由に書き連ねてます/ネタバレアリ

仮面ライダーエグゼイド 第4~6話 感想

第4話


この4人の中で一番怪しいんじゃないかっていう彼…小児科研修中の永夢に接触するために、くじょうきりやくん6歳と名乗りアロハシャツを着こなしたワイキキビーチ野郎こと監察医・九条貴利矢先生登場回です。

軽いノリで友達のニッシーを連れてゲーム病を治してくれと受診しますが、前回の永夢先生は大我と戦いガシェットを奪われ治療行為ができなくなってしまったんですね。で、それを取り返してやるから治療して☆みたいな。まどろっこしいなあ、ドライバーあるなら貴利矢でもできるんじゃないかというと…

レベル2の変身がバイクだったという。これじゃあ手も足もでないから一番話の分かりそう…扱いやすそうな永夢に接触したんでしょうね。ちなみに人に乗ってもらえないと力が発揮できないので不憫。乗ってくれなきゃ意味ないでしょ!ってぷりぷり怒る貴利矢先生が可愛かったです(いろんな意味で)
貴利矢の友達を助けたい!永夢の患者を助けたい!気持ちが一致して友情を築くんですが…用が済んだら手のひら返ししちゃう貴利矢を見て、もう誰も分かり合えない感ヒシヒシと伝わってきます。

 

第5話


強化フォーム、年末商戦に向けて続々とガシェットが揃い始めてくる回です。

大人の事情はさておき、社長室から制作したガシャットを盗まれたとの連絡が。警備がザルすぎて笑っちゃうんですけど、ここの社長室のセキュリティー甘さに裏があるとしか思えません。


ここで印象的な話なのは、病院のヘリポートで永夢に対して檀黎斗が警告するんですよね。永夢の治療方針に対して、患者が犯罪者でも助けるのかと流れから「水晶の輝きが失われ跡形もなく砕け散る危険がある」と闇堕ちフラグ立てるポエムでむずむずしますw
それと黒エグゼイドの実力が段違い。さすが悪役だよね。しかもお前の正体知ってるwと煽ったレーザーをボッコボコにするので朝から引きました…ゆるキャラに膝蹴りグシャアって。


それから飛彩と大我の因縁キャラも出現して混戦極める5話でした。


最期に黒いエグゼイドの正体が視聴者側だけにバラされる形で終わります。話を長いこと引っ張っていてもテンポ悪くなるけど、意外なところで爆弾投下された感じで驚きました。黒いエグゼイドの正体はもうちょっと引っ張るもんだと思ってましたので。5話見た後、娘が「これ来週最終回なの?」と言い出すぐらテンポ良すぎて楽しいです。

 


第6話

飛彩先生レベルアップ&過去回です。RPG音ゲーの組み合わせで戦いを強いられていて、ひどい組み合わせに笑いと悲しみが同居します。もうちょっと類似するようなジャンルでお願いしたかったなあ。って思いつかないのですけど。
前回因縁のキャラ、グラファイトが登場。グラファイトは飛彩の彼女に感染しており、グラファイトの施術に携わっていたのが大我という。結果失敗し、彼女は消失、大我は医師免許はく奪という憂き目にあってしまいます。なんかこう、運命が複雑に絡んでるのね。

 


こうして現在の進行に合わせて、ライダーたちの過去をかいつまんで今に至る流れを作ってるんで彼らの行動原理や思想がよくわかります。分かりやすいって大事なことだよね。ワンクールでキャラクターの造形をしっかり作り、物語を展開していこう、謎は少し引っ張っていずれ判明するよ、という姿勢がいいわー褒めるしかない、褒めたい。