炭酸メトロノーム

映画やドラマの感想を気の向くままに自由に書き連ねてます/ネタバレアリ

ドラマ「ボーンズ〜骨は語る〜」シーズン2

全21話。

話数は多い〜けれど一話ごとの時間は43分なのであっという間に終わってしまうんですよね。
シーズン2はスクィンツ彼らの人間模様を中心に描かれています。
いろいろ狭い職場ながらも人間関係が刻々と変わっていくのが醍醐味ってところね。
今回はiPad&はてなアプリで更新しているので、ネタバレを防ぐための続きをクリックする機能がどこにあるんだろうか分からず打ち込んでいます。





大きく変わった点は、まず所長がチェンジ。
本当、ブレナンにも説明も無しに上司が変わって怒り心頭なのはごもっとも、見ているこっちも戸惑うしw
しかも新所長カミーラはブースの元恋人とのことで…しかもやり手らしいが、平気でクビにする云々の辺りから部下たちにはあんまり慕われない感じ。まあ話数が進んでいけばお互い職場のメンバーとして仕事を通じて認め、態度も軟化していったので良いんですが。
前の所長と違うのは高圧的な態度を言葉で、初っ端からハッキリと自分がボスだと知らしめてるんだよね。
でもって元恋人のブースには甘いんだもん。たまーにイラっとしたわねw


アンジェラとホッジンズの仲も急展開だし、ブレナンにも彼氏ができるわ、ブースはカミーラは寄りを戻したりと、色々な色恋展開詰め込んできたわね。どの話も泥沼展開になることはなく、出会い別れを繰り返し、不器用ながらも人間的に成長していく人間模様が多種多様に描かれました。

面白かったんだけどね、うん、なんだろう。

恋愛至上主義的なノリが多かったせいか、事件の凄惨さと温度差があるんだよね。
これがアンジェラとホッジンズ関係だけならドラマのなかのエッセンスで良かったんだけど、ザック以外オフィスラブにご熱心だもの、恋愛供給のバランスをもうちょっと考えて欲しかった。

最終回、アンジェラとホッジンズの結婚式で華麗に終わるとおもっていたら…アンジェラが一夜の火遊びのツケがここで登場。彼女、ノリで結婚式していたんですよね。わーこれじゃあ重婚になってしまうってことで、式の途中逃げるというw
でもシーズン1で確か、結婚していることを調査員に指摘されていたんですが、アンジェラは重く受け止めてなかったんですね。あちらではどうも式を挙げると結婚したことになってしまうのか〜知らなかった〜

そしてシーズン1の終わりにブレナンの家族問題が噴出し、シーズン2では取り敢えず終結します。
あのままお父さんは逃げるもんだと思ったら、最後はブースと殴り合いをして捕まります。男同士の戦いで生まれる友情マンガかよw
まあ、お父さんは子供たちを守るためとはいえ、殺しに手を染めている人。子供思いなんだろうが、愛のベクトルがちょっとズレてるのよね。お父さんの流儀なんだろうけれど、なかなか屈折してるなあと、子供のブレナンと似てると思いました。


好きな回は前シーズンにも出ていたエップス再登場。最後までブレナンたちを困らせるあたり強烈なキャラクターですね。挙げ句の果てに脱走までして、元奥さんを殺して研究所のメンバーまで手を出す愚行までします。
エップスは知能は優秀だけど、虐待を受けて育てられたとのこと。この母親がまたこっちの精神汚染してくるような風体と性格で、少しだけエップスに同情してしまいそうでした。どこで産まれるなんて選べやしないものね…


それと英国訛りのある精神科のゴードン・ゴードン先生。彼は良いキャラクターだねw
ブースが街中で銃をぶっ放し、メンタルに問題アリとゴードン先生のところを訪ねるんですが、BBQの窯を作れと言うんですよね。そして少しずつ話を重ね、根本的な問題を見抜き的確な答えを出します。ゴードン先生、また出ないかな〜2人を簡単にくっ付けないあたりがまた良かった。