炭酸メトロノーム

映画やドラマの感想を気の向くままに自由に書き連ねてます/ネタバレアリ

ドラマ「デート~恋ってどんなものかしら?~第三話」 最早デートじゃない件について

副題を付けないとほんと紛らわしいタイトルですね。

 

今回は婚活パーティーに偶然出席し再会した巧と依子。

二人の婚活模様が対照的で凄まじいです。

巧はニートなので養ってくれる相手を探しますが、相手の人から軽蔑のまなざしを送られます。最初から寄生する気満々…いいえ専業主夫希望の男性と結婚に踏み切るのは勇気がいりますわなー。やっぱり婚活パーティに参加している女性陣はより良い相手との出会いを探しに来るわけですから、できたらスペックが良い男性を結婚相手の候補に入れたいわけです。まだね、男性が働いてなんぼの時代、一種の差別なのかもしれませんが専業主夫の道のりはまだまだ遠い。

 

 

依子も恋愛が絡むとろくでもないことになると思ったのか、恋愛をしない前提とした結婚を目指します。一通り各相手の紹介が終わり歓談となったところで、お気に入りの人に話しかけますが…自ら結婚してもいい人ランキングを付け、結婚してもいい人第三位ですと告げます。初対面でこの有様。当然相手は良い気分はしません。というか隙のない攻めのテンポで話しかけられて戸惑うわな。相手はそんな依子の不可解な言動に相手にしないように逃走を図ります。相手の意思をまるっきり無視し、率直に行動に出してしまうあたりが配慮がないもんで、そりゃ当然の結果だなあとなります。

 

こんな二人なので皆が楽しく歓談していても誰からも声を掛けられずまた声を掛けることもできず、溢れる二人。まるで羊の群れに解き放たれた牧羊犬のような存在。


こういう場面でかなり周囲とズレているねと表しているのかな。
彼らの性格の問題点が浮き彫りにさせていきますよね。
別段、ズレていても結婚はできると思うんですけれど、そのズレがうまく噛み合う相手が出現しない限り…ね。

あと依子は、普段より、お母さんと会話するシーンも多いと感じました。
孤独でも大勢の中にいる孤独はわりかし精神的に来るものがあるよね…その孤独を埋めるためにもお母さんを召喚させたのかなと思いました。

 

で、一番大きく動いたのは鷲尾。
どうも依子のことを好きになってしまったようで、上司の姪っ子、出世の大チャンスだし、しかも好意を持っているのに……爽やかにお断りしてしまうほど。
鷲尾…いつから君は依子のことが好きになってしまったのかね?
ニートで格下の相手だと思っていた巧に取られるぐらいならと、若干不順な動機で恋愛的な気持ちが働いたような。

文系ヲタクと理系オタクに体育会系がという相手が加わり複雑な恋愛模様になりそうな展開です。

たのしみー!