炭酸メトロノーム

映画やドラマの感想を気の向くままに自由に書き連ねてます/ネタバレアリ

仮面ライダーエグゼイド 第10・11話

第10話


ようやく4人共闘回、さらばグラファイト~~~


恭太郎から医療はチームでするものだと永夢は説き伏せられ、正攻法でお願いしても断られてしまうという。目の前に問題があっても、それぞれの目的意識が違うものだから協力しないだろうなーと、こいつらどうまとまるのかなーと思っていたら、M先生の煽り攻撃で共闘の流れに。
シャッチョから4人前提云々と言われたガシェットを使いこなせないと判断した永夢の策がさすがだなと。裏を返せば一筋縄でいかない面々なのでこういう手段を使わないと共闘できない悲しさよ…


共闘していても連係プレイなどなく、味方であるメンバーを攻撃したりと笑っちゃいました。仲いいのか悪いのか!?小学生の共闘プレイを思い出すような感じでした。


見事グラファイトを撃破し恭太郎を救います。けれどもお互いの私利私欲から共闘に発展しただけであって、こころから信頼して戦ったわけじゃありません。戦闘が終わり互いがガシェット巡り口論勃発。もうね…永夢先生のお友達なってあげてよ!と思う回でした。

 

第11話

永夢たちの前に黒いエグゼイドの正体が判明回。


いよいよワンクールめの佳境に突入!シャッチョがみんなの前で正体を明かします。テストは充分とこのことで、それでも正体バレももっと引き延ばすものかと思ってました。
究極のゲームを作りたい!そのためには自分の体を犠牲にしてもデーターを取る姿は狂人そのものです。岩永さんの演技も光っていて、もう何も勝てない、シャカリキポエムでしか笑い取れないよと謎の無力感に襲われます。


色々協力してくれた人なので裏切りは大きいものです。視聴者側としては早バレしているけれど、シャッチョ亡き(生きてるけど)どう物語が動いていくのかんんん展開が読めないー!このまま加速アップする展開で息切れしないのか不安です。

 

 

そして今回最高の山場を!ありがとう!ありがとう!人を信じることに根拠は必要なのか!?と貴利矢に食って掛かった永夢。でもこの言葉がお互いにとげとなり刺さります。
信じたいけれど確かなものが無いのなら疑ってかかってしまう貴利矢の性分。
人の言葉に惑わされてしまい根拠がないだけに簡単に揺らいでしまう永夢。


疑念の心は変身に作用されるようで、暴走が始まり間の悪いことに会心の一撃を食らう!ってところで貴利矢が身を投げ出し助けるんですよね。
そして人を信じるのに根拠はいらないだろ!永夢を信じる!と宣言した彼の言葉ひとつで永夢は自分の迷いを打ち消していくっていう王道に胸が熱くなりました。

 

エグゼイドは人を信じることの難しさを永夢と貴利矢を通して見えてきます。永夢は貴利矢に何度も騙されました。騙したくないけれど、結果、裏切ってしまった不幸な展開もあります。
こういった経緯で信じるのは難しいこともあるけれど、信じるとは何かと考えたとき、ふたりが相手の事を思い生まれた勇気があれば、この後の展開は乗り越えられるのではないかとなんらかの救いを感じました。

 


次回予告でクリスマス回!殺伐としたエグゼイド世界にもにもクリスマスってあるんだ~~~となごむ~~~と思った瞬間、
ピンチ状態の貴利矢を見て、少しでも浮いた話にわくわくした気持ちが吹っ飛んでしまいました。そして12話のデスクリスマスで落ち込んだのは今となっては笑い話…に…なってないね…ダメージが深かったです。